今日の朝日新聞に、PSNが復旧しない理由なものが書かれていますね。経済面です。
経産省やカード業界がカード対策を求めているからだそうです。
日本では、クレジットカードの不正利用の際はカード会社が補償するそうです(アメリカでは補償会社あり)。
ということなので、カード会社は監視強化のためPSNのカード利用者の情報を知りたいところだが、ソニーはだれの情報が流出したか把握しているけど報告しないのか把握しきれていないので報告しないのか、どちらにしろカード会社に情報を伝えていないということらしいです。
それでカード会社が心配しているそうですね。

このままではカード会社が困るということでソニーに対策を示して欲しいということらしいです。

カード会社の尻ぬぐいをユーザーがしているといったところでしょうか。
補償会社をつくると保険料を支払うことになるでしょうから、それをけちってつくってこなかったつけが今出てきてしまったといった感じです。
ソニーとしても顧客情報をそう簡単に渡したくはないでしょうし、流出した人の分を確かめるのも困難なのでしょう。
そうであるなら、カードを使用しない部分のサービスやカードを当面使用できなくするとかで再開すればいいものをなぜか全部復旧停止にするとはお役所も頭が固いですし、ソニーも柔軟性がありません。


予防には日本は力を入れるけど起きてしまったときにどうするのかという視点がすっぽり抜け落ちているのが見て取られます。
福島第一原発と同じですね。
日本はよく戦後GDP2位まできましたね。客観的思考・合理的思考というものが抜け落ちているのがよくわかる今回の事件です。
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